「札幌」駅近の利便性、住環境・おでかけも充実する札幌市東区エリアの暮らしの魅力

札幌の開拓は東区から始まる

東区エリアの街並み
東区エリアの街並み

札幌市は「北海道庁」を擁する北海道の中心で、とくに札幌市の玄関口となる「札幌」駅周辺は官庁や企業のオフィスが立ち並ぶなど重要な役割を担っている。「札幌」駅周辺には「北海道庁旧本庁舎(赤レンガ)」をはじめ「札幌市時計台」など歴史的な建造物も残るほか、「大通公園」、「北海道大学」といった観光にも人気で、緑豊かなスポットもあり、落ち着きと潤いも感じられる。

「札幌」駅や札幌都心の北東に広がる札幌市東区は古くからベットタウンとして開発が進み、現在は成熟した住宅地となった。札幌の開拓は現在の東区内で始まり、札幌で最も長い歴史を誇り、「札幌」駅に近い利便性が魅力の街だ。

碁盤目状の道路網を横切る「ななめ通り」の成り立ち

札幌の歴史を伝えるななめ通り
札幌の歴史を伝えるななめ通り

江戸時代、今の函館から札幌に開拓のため移った大友亀太郎は用排水路を整備するなど、開拓の基盤を整えた。この用排水路はいつしか「大友堀」と呼ばれるようになった。これにちなんで「大友公園」内に「大友堀」をイメージした水路が造られている。また、大友亀太郎の役宅跡地には「札幌村郷土記念館」も建てられている。

この頃、鹿など野生動物によって踏み固められてできた自然の道を開拓の人も利用するようになった。この道は石狩街道や元村街道と名付けられていたが、地元の人は「ななめ通り」と呼んでいたという。現在の正式名称は「道道花畔札幌線」で、プロ野球・日本ハムの練習場が近くにできたことから一部区間は「ファイターズ通り」と呼ばれるようになった。

明治時代になると開拓判官の岩村通俊が札幌の街の基盤整備に着手する。「大友堀」を中心に東西に分け、60間四方を一区画とする碁盤目状の道路が整備された。これらの道路は現在の札幌の道路網に受け継がれている。「ななめ通り」は碁盤目状の通りを斜めに横切る通りとして残り、今も「札幌中央郵便局」や「札幌市東区民センター」を併設する「札幌市 東区役所」方面へのアクセスなどに利用されている。

北海道を代表する大ターミナル「札幌」駅

札幌市営地下鉄南北線と札幌市営地下鉄東豊線の「さっぽろ」駅
札幌市営地下鉄南北線と札幌市営地下鉄東豊線の「さっぽろ」駅

「札幌」駅は札幌市内のみならず北海道最大の交通ターミナルだ。「札幌」駅にはJR函館線、JR千歳線、JR学園都市線のほか、「新千歳空港」への快速エアポート号や「旭川」駅、「函館」駅、「釧路」駅方面への特急も発着する。「札幌」駅前の「札幌駅バスターミナル」には札幌市内や周辺エリアへの路線バスのほか、道内各地への高速バスも乗り入れており、遠方への移動もスムーズだ。

「さっぽろ」駅からは札幌市営地下鉄南北線、札幌市営地下鉄東豊線の地下鉄2路線を利用可能だ。北7東3エリアからは「北13条東」駅や「東区役所前」駅からも地下鉄を利用できる。

札幌市内は碁盤目状に道路が整備されており、自動車でのアクセスも分かりやすい。北7東3エリア付近には札幌市を一周する環状通が通過しているのも便利だ。札樽自動車道の「伏古」ICも近く、接続する道央自動車道などを利用すれば「新千歳空港」や道内各地へもスムーズにアクセスできる。

「札幌」駅前のショッピング施設を使いこなす

サッポロビールの工場の面影が残る「サッポロファクトリー」
サッポロビールの工場の面影が残る「サッポロファクトリー」

北7東3エリアは買い物環境にも恵まれている。なかでも「鉄東ショッピングセンター」にはスーパーマーケット「ジェイ・アール生鮮市場 北10条店」のほかドラッグストアや100円均一ショップなどがそろう。専門店が集まるショッピングモール「アリオ札幌」や「サッポロファクトリー」も近い。

さらに「札幌」駅周辺には「大丸札幌店」、「東急百貨店 さっぽろ店」、「ステラプレイス」、「アピア」と大規模ショッピング施設が集まる。大通エリアの「丸井今井札幌本店」、「札幌三越」、「札幌PARCO」なども生活圏内として利用可能だ。

大規模再開発で生まれ変わる「札幌」駅周辺

旧「札幌エスタ」周辺でも再開発が進む
旧「札幌エスタ」周辺でも再開発が進む

「札幌」駅には2030(令和12)年度に北海道新幹線が乗り入れる予定だ。これに合わせて、「札幌」駅周辺では複数の再開発が進められている。「札幌」駅北口、「札幌市立北九条小学校」の南側では北8西1地区の再開発により、ショッピング施設やホテル、オフィス、マンションなどが入る高さ約175mの再開発ビル「さつきた8・1(さつきたはちいち)」が2024(令和6)年春に完成する。演劇やダンス、音楽などの地域住民の発表の場となる「北八劇場」も誕生するという。

「札幌」駅南側、旧「札幌エスタ」を含む北5西1・西2地区の再開発ではショッピング施設、ホテル、イベントホール、オフィスからなる再開発ビルが2028(令和10)年度に完成予定だ。ここには旧「札幌エスタ」にあったバスターミナルも併設されることになっている。

「札幌」駅の駅前広場の南側、旧「札幌西武」跡地では北4西3地区の再開発によってショッピング施設やホテル、オフィスで構成される地上35階、地下6階、高さ約200mの再開発ビルが2028(令和10)年度を目指して建設される。さらに北6東3地区でもホテルや病院、公園が整備される計画がある。

親子の交流の場も身近に

「新生児童会館」も近隣で利用可能
「新生児童会館」も近隣で利用可能

札幌市は子育て支援にも力を入れている。1949(昭和24)年、日本初の公立児童会館として「中島児童会館」が開館した。以来、順次増設され、2022(令和4)年1月1日現在、札幌市の児童会館はミニ児童会館と合わせて199館を数える。これは札幌市立小学校の数と同じで、札幌市内のどの地域からも徒歩で利用できることを意味する。

児童会館では親子交流の「子育てサロン」が行われるほか、中学生は午後7時まで、高校生は午後9時まで「ふりーたいむ」として利用できる。東区内にも児童会館は15館あり、北7東3エリアからは「新生児童会館」が利用しやすい。

北7東3エリア周辺では、子育て支援に関するサービスを提供する「東区保育・子育て支援センター(ちあふる・ひがし)」でも子育てサロンとして「おひさまの部屋」や「サンデーサロン」が開催されている。さらに「鉄東会館」の「てっちぃ」、「むつみ会館」の「ひだまり」、「苗穂小ミニ児童会館」の「ホップ」でも子育てサロンも月1回開催され、親子の交流に利用できる。

札幌起源の地で、札幌市の玄関口「札幌」駅に近い利便性と子育て支援を使いやすい東区エリア。通勤、観光、旅行など、単身や夫婦でこれから北海道暮らしを送るのに最適なエリアと言えるだろう。

「札幌」駅近の利便性、住環境・おでかけも充実する札幌市東区エリアの暮らしの魅力
所在地:北海道札幌市東区 

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