円山のふもとに広がる札幌市内有数の邸宅街

札幌市は「北海道庁」を擁する北海道の政治・経済の中心地で、明治時代の開拓によって碁盤の目状の街並みが整備された。北海道開拓の父と呼ばれる島義勇は、札幌の開拓を行うにあたり、円山に登って街づくりの構想を練ったという。島義勇は円山のふもとに「北海道神宮」のルーツとなる神社も設けた。今も「北海道神宮」の境内には島義勇の銅像が立ち、その偉業を伝えている。

宮ケ丘二丁目エリアは「北海道神宮」の北に隣接する。豊かな緑を身近に感じられる立地ながら、札幌市営地下鉄東西線「円山公園」駅と「西28丁目」駅が利用可能で、札幌都心へアクセスしやすい利便性も魅力だ。

宮ケ丘二丁目エリアの南には北海道、青森、秋田、岩手、宮城を管轄地域とする「アメリカ合衆国駐札幌総領事館」もあり、日本の北の拠点としての役割を果たしている。また、宮ケ丘二丁目エリアでは「北海道神宮風致地区」として建物の高さが制限されるなど、良好な街並みを維持する規制もある。こうした背景から宮ケ丘二丁目エリアの地価は北海道内の住宅地で35年連続トップを維持する（※1）など、根強い人気を誇る。

出典
（※1）北海道 NEWS WEB（https://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20230919/7000060992.html）

大通エリアや「札幌」駅にもスムーズにアクセス

宮ケ丘二丁目エリアからは「円山公園」駅が徒歩圏内となる。札幌市営地下鉄東西線に乗れば「大通」駅までダイレクトアクセスでき、札幌都心にも快適にアクセス可能だ。「円山第一鳥居」停留所からは「札幌」駅へのバスもあり、北海道最大のターミナル「札幌」駅にもアクセスしやすい。

近隣にはバラエティに富んだスーパーマーケットが多数あり、豊富な選択肢

宮ケ丘二丁目エリアは買い物も便利だ。「円山公園」駅前の「マルヤマクラス」にはスーパーマーケット「マックスバリュ マルヤマクラス店」をはじめ、総菜や乳製品、スイーツなど上質な食卓を彩る店が集まる。また、ファッションや雑貨のショップも豊富だ。

スーパーマーケットはほかにも「東光ストア 宮の森店」や「東光ストア 円山店」、「フーズバラエティすぎはら」など複数の店がそろう。ドラッグストア「ツルハドラッグ 北円山店」、「サツドラ北円山店」も使いやすい。

子育て支援制度も身近で利用可能

札幌市では独自の子育て支援にも力を入れている。現在、国の幼児教育・保育の無償化により、3～5歳児と住民税非課税世帯の0～2歳児の保育料が無料となっている。札幌市では、住民税非課税世帯ではない0～2歳児の保育料を国の基準よりも低く設定しており、2024（令和6）年4月からはさらに、第2子以降の子どもの保育料も無料になる予定となっている。

宮ケ丘二丁目エリア周辺には「宮の森保育園」や「ピッコロ子ども倶楽部円山園」など保育施設も充実。「子育て拠点てんてん」や「かるがもひろば」など子育てサロンも近い。「円山児童会館」でも子育てサロンが開催されており、安心して子育てができる。

宮ケ丘二丁目エリアの通学指定校となる「札幌市立円山小学校」では「学ぶ力」の育成に取り組み、「令和5年度全国学力・学習状況調査」では全国平均を上回る結果を得ている。「札幌市立向陵中学校」では1948（昭和23）年の開校以来「自主独立」「明朗闊達」を校訓とし、確かな学力、豊かな心、健やかな体の「知・徳・体」のバランスよい成長を目指している。

豊かな食と緑を楽しむ

宮ケ丘二丁目エリア周辺は札幌市内の中でも特におしゃれな街と知られ、この街ならではのグルメのお店を楽しめる。ちょっと特別な日に利用したいお店では、「すし善 本店」や「日本料理とらや」などの和食や、「モリエール」、「オーベルジュ ド リル サッポロ」などの洋食まで幅広くそろう。食事だけでなく、「Sabita」や「wake cafe」、「円山茶寮」といった、一味違うおしゃれなカフェも多く点在している。また、テイクアウトができるお店も多く、「パティスリーシイヤ」、「アトリエ アニバーサリー 札幌円山店」、「ブルクベーカリー 竹村Labo」、「マルヤマベーカリーシアン」など、種類も豊富で、平日、休日共に充実した食文化を楽しめそうだ。

また、宮ケ丘二丁目エリアは自然も身近。「円山公園」は桜の名所としても知られ、野球場やテニスコートなどスポーツ施設もある。大型遊具がある遊具広場「まるっぱ」は子どもに人気だ。園内の「円山動物園」ではホッキョクグマをはじめ、ライオン、キリンなど多くの動物を見学できる。

「円山公園」からは標高225mの円山山頂まで登山道が延びている。円山は約40分と気軽に登れるが、国の天然記念物に指定されている「円山原始林」の豊かな緑を満喫できる。登山道には約200体の観音像が置かれており、お参りをしながら登るのも楽しい。これらの観音像は、大正時代に円山登山道を整備した上田万平と善七兄弟が登山道沿いに置いた、88体の観音像が始まりとされており、月日と共に少しずつ数を増やし、現在の数となっている。

札幌都心に近く、買い物も便利で円山の自然に寄り添う宮ケ丘二丁目エリア。ここは恵まれた生活利便と閑静な住環境が両立し、邸宅街ならではの落ち着いた暮らしを満喫できるだろう。

札幌の街を望む円山のふもと、風致地区の心地よい街並みが広がる札幌市中央区宮ケ丘エリア
所在地：北海道札幌市中央区